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2006年11月27日 (月)

「グッドナイト&グッドラック」 (Good Night, and Good Luck.)

★★★★★★★★ (★は10点満点)
ジョージ・クルーニー監督作品。出だしが少し、複雑ですんなり入っていけなかったが、途中からは、人間関係もわかりだし、楽しめた。白黒で、93分と短い映画。映画は2時間前後の作品が多いのだが、なぜなんだろうか?たぶん興行上の理由とは思う。93分と短い時間内で、すっきりと硬派の内容をまとめた力量は評価できる。アメリカ人の名前などをよく理解できなかった部分があったが、自分がアメリカ人ならば、ジョークなども理解でき、もっと楽しめたのだろう。BOXセットのDVDを買ったが、特典DISKや別冊の新書のようなものが入っていた。今度近いうちに読みたい。最近、DVDを買っても、一度見ればいいや、というものは売りに出している。本作は、とっておきたいと思わせる作品だった。

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「和魂米才の発想法」(DMD Japan) 木村剛

★★★★★★★ (★は10点満点)
著者は元日銀マン。その後、金融検査マニュアルの作成などにも関与している。金融や会計に造詣が深く、彼の著作は基本的に好きで、ためになると思う。本作については、少し、情緒的な表現が目立ったと思う。「ムラヲサ」「資本の本性」など。ただ、世間で言われているように外資万歳ではなく、実務に裏打ちされた理論ということで、説得力はあり、自分としては共感できる。著者は、金融検査マニュアルの解説など、難しいことを平易に解説できるので、自分としては、大衆向けの本作よりも、金融実務者向けの著作の方が、強みを生かせているように思う。

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著者:木村 剛
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「7月4日に生まれて」 (Born on the 4th of July)

★★★★★ (★は10点満点)
オリバー・ストーン監督のベトナム戦争関連映画。ベトナム戦争のバトルの様子よりも、戦争により下半身を麻痺してしまった青年のその後に焦点を与えている。
感想は、少し見ていて、退屈した。おおむね、そういう感想が多いようだ。戦火で誤って味方を殺してしまったことを悔いているのをサブテーマにしているようなのだが、少しわかりにくい。人のことよりも自分のことのほうが切実だと思うし、実際そのような描かれ方になっているのだが、最後にはその兵士の家族に会いに行き懺悔している。今回のイラクもそうなのだが、一部の米国の支配層が火をつけ調子がいいときには、民衆も関心をもつ。で、実際は無関心。歴史は繰り返している。

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「渋谷ではたらく社長の告白」(Ameba Books) 藤田 晋

★★★★★★★★ (★は10点満点)
ブックオフで105円で売っていた。仕事柄、ベンチャー企業には興味があるので、とりあえず買っていた。
しばらく読む時間がなかったのだが、ようやく読んだ。読みやすい文章で一気に読めた。
ホリエモンより露出度は低いため、よく知らないことが多かったのだが、少しは理解できた。
ネット・バブル崩壊のときにはいろいろと苦労をしたようだ。その後、継続して経営をしているのは、
たいしたものだ。文章がうまいのもたいしたものだ。

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著者:藤田 晋
販売元:アメーバブックス
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2006年11月20日 (月)

東京国際女子マラソン(2006.11.19)

高橋尚子が3着だった。土佐もよい選手だが、世界で戦うには、・・・。
やはり、年齢なのだろうか。年齢といっても、運動能力や心配能力の低下というよりも、
怪我が治りにくくなるとか、そういう意味である。
ひとつの時代が終わったような気がする。
次の新星が出てくるまで、野口にがんばって欲しい。

2006年11月19日 (日)

「逃亡者」 (The Fugitive)

★★★★★★★★★ (★は10点満点)
大昔に一度見たきり。久しぶりに見てとても面白かった。見ていてスリリングだ。ハリソン・フォードもトミー・リー・ジョーンズもよい。なんと、ジュリアン・ムーアも出ていたことに気付いた。トミー・リー・ジョーンズは、FBI捜査官はハマリ役だ。「ザ・クライアント」で演じた刑事とそっくりな感じだったように思った。
もともと、本作はアメリカのTVドラマの映画化だったと思う。ドラマの方は見たことはないが・・・。本作のように犯人が比較的身近な場合、映画の前半で普段の付き合い方や人物像を描かれないと、意外性のようなものが薄れるように思った。TVドラマでじっくり描けたら、もっとよいのだろう。また、市警はもっとちゃんと調査しろよ、という気もする。

「ゴッドファーザーⅡ」 (The GodfatherⅡ)

★★★★★★★★★(★は10点満点)
先週の「ゴッドファーザー」に続き、2も見た。アカデミー賞などの受賞では、「2」の方が評判がよかったように思うが、個人的には「1」の方が面白かった。
「1」がかなりのできばえで、これより面白いものをどうつくるんだろう?と疑問に思った。
初代ゴッドファーザーのビトの青年時代にさかのぼるという発想がすごくよい。
ロバート・デニーロならば、マーロン・ブロンドに負けない役者であり、適任だった。
このロバート・デニーロがのし上がっていく場面と、2代目ゴッドファーザーのマイケル、アル・パチーノの場面が交互に出てくる。デニーロの方は、のし上がっていくため、見ていて痛快だが、パチーノの方は、2代目の苦悩が描かれているため、少し見ていて暗い気持ちになってしまった。
作品のできはいいのだが、ゴッド・ファーザーはやはりイタリアから移民してきたビトの物語なんだなと思った。

2006年11月13日 (月)

「ナイロビの蜂」 (The Constant Gardener)

★★★★★★ (★は10点満点)

レイチェル・ワイズはきれい。演技もよいので、アカデミーに値するだろう。レイフ・ファインズも好感度のもてる外交官をよく演じていると思う。
映画の内容が少しわかりにくいというか、感情移入しづらかった。
薬害問題というと、「エリン・ブロコビッチ」があるが、あっちの方がコミカルで、ストレートでわかりやすい。
イギリスの大手製薬会社の薬物実験に政府が加担する。一女性がそれを暴こうとするが殺されてしまう。結局、記者会見で、暴露してしまい、それで暴かれる。最初から、記者会見などで、暴いてしまえばそれで終わり、という単純なものでもないのかな?途中で眠くなったので、洞察が足りないのかもしれないが・・・。
この映画をみたあと、「ゴッドファーザー」で3時間眠くならずにひきつけられた。決してつまらない映画とは思わなかったが、途中で退屈したので、少し間延びしたというか、なにか足りなかったのだろう。

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「ゴッドファーザー」 (The Godfather)

★★★★★★★★★★ (★は10点満点)

この映画を見たのは3回目。レベルの高い映画だ。3時間まったく飽きなかった。
映像がきれい。俳優がいい。脚本もよい。
映像は、特に結婚式のシーンがきれいだった。アメリカの結婚式、シチリアの式、どちらも。
アメリカの式では、音楽やダンスなどイタリア移民の様子も楽しげで華やかだった。その裏で、ドンに陳情が行われていたが、そのコントラストも見事だ。
俳優は、マーロン・ブランド、ロバート・デニーロはもちろんよい。しかし、脇役のロバート・デュバル、ダイアン・キートンもよかった。ロバート・デュバルは、血のつながりはないが、弁護士として一族の仕事を取り仕切る。その仕事振りと一族からの信頼が印象ぶかい。マイケルからいったんははずされかけるが、結局は大いに信頼されていたよう。あれは、策略だったのだろうか?あそこがちょっとわかりにくかった。
DVDでは、コッポラ監督の解説もある。途中までみたが興味深かった。しかし、時間がなく1時間経過時点で中断したので、続きも速く見たい。
逆説的ないいかただが、この映画の一番すごいのは、これだけ見事な完成度でありながら、これを上回るとされる続編ができたことではないか?

ゴッドファーザーDVDコレクション DVD ゴッドファーザーDVDコレクション

販売元:ビクターエンターテインメント/CIC・ビクタービデオ
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2006年11月 4日 (土)

「ユージュアル・サスペクト」 (Usual Suspect)

★★★★★★★ (★は10点満点)

この映画は面白い。まだ見ていない人がいれば、強くオススメできる。ケビン・スペーシー、ベニチオ・デル・トロなど、その後、アカデミー賞を取った実力派俳優がでている。

しかし、この映画を見たのは3回目だが、最初に見たときに衝撃を受けたが、2回目、3回目は、それほど感銘を受けなかった。結構、「凝った」つくりの映画なので、普通こういう映画は、何回か見ると味が出ると思うのだが、なぜだろう?結果をわかって見てしまうと、あらが目立ってしまうように思った。意外性がすべてなのかな、という気もする。あと、結局架空の話なのだが、話も結構わかりにくい。

まあ、けど雰囲気はでているいい映画なのは間違いない。

ユージュアル・サスペクツ DVD ユージュアル・サスペクツ

販売元:パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
発売日:2006/09/08
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「コン・エアー」 (Con Air)

★★★★★★★★ (★は10点満点)

ニコラス・ケイジ主演。ジェリー・ブラッカイマー製作作品。こういうアクション映画は過小評価される傾向にあるように思うが、個人的にはこういう映画は好きだ。

ニコラス・ケイジのほかに、ジョン・キューザック、ジョン・マルコビッチも出ており、結構豪華な俳優が出ている。いくらなんでも、あんなに極悪人を一緒に護送するな、という疑問はあるものの、ニコラス・ケイジが極悪人に立ち向かうのを素直に楽しんだ。「エデンの東」のようにズシリとくるものはなかったが・・・。

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「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」 (Once Upon a Time in America)

★★★★★★★★★ (★は10点満点)

長い映画(229分)だったが、面白かった。最近仕事が忙しく疲れ気味で、映画中に眠くなることが多いのだが、まったく眠くならずに集中できたので、かなり面白い映画だったと思う。10点でもよいのだが、話のあらすじ自体は少し薄いような気がしたので。その分、情景はきれいに描かれていたと思う。

禁酒法を時代背景として、ギャングの子供時代から老齢までの一代叙事詩。ロバート・デニーロってこういう映画にはまるんだな、と改めて認識した。もう一度、「ゴッド・ファーザー」が見たくなった。若き日のジェニファー・コネリーも出ていた。ジェニファー・コネリーは、最高の美人の一人だと思うのだが、同意する人は多いのだろうか?少女時代のデボラを演じ、大人時代は別の女優さんに代わってしまったが・・・。3連休ということで長い映画にチャレンジしたが、見てよかった。

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「シックス・センス」 (Six Sense)

★★★★★★★★★★ (★は10点満点)

この映画は好きだ。5.1chのDVDシステムを購入したときにDVDが発売されたばかりで、一番最初に買ったソフト。最初見たときは驚いて、連続してもう一回見た。今回3回目。種がわかっていても、よくできたいい映画だと思う。

ブルース・ウィルスとオズメント少年の演技が○。映画の色調もいい。個人的には、母親に毒を盛られた少女のエピソード(葬儀で赤い服を着た母親のイメージ)やその後の車の中での祖母からの伝言を伝えるシーンが好きだった。

現実離れという意味で、レストランで元妻に無視されているシーン。当然ウェイトレスにも無視され、水も持ってきていないし、注文も取りに来ないのだから気付けよ・・・等、突っ込みどころは多く、アンチも多い作品だと思う。少年の視点から見れる人にとってはあまり気にならないのかもしれない、と個人的には思う。

残念な点。監督のその後の作品。オズメント少年のその後(この間飲酒運転でつかまったとか・・・)。

「ソウ」 (Saw)

★★★★★★★ (★は10点満点)

「DVDデータ」という雑誌を見ていたら、この映画の評判がよかったので、購入して見てみた。結果は、まあまあだったけど、ちょっと粗さ(監督or脚本家の力量不足)が目立ち、甘めにして7点。

”売り”はどんでん返しらしい。しかし、意外な犯人というにはもう少し、登場時間が欲しい。監禁されている二人を除いて、描写が甘い。もっと病院のシーンを描けなかったものか。また、まったくピクリともしないで10時間近く寝ていられるのか?映画はデフォルメしているので、現実離れしていることがあるのは許せるのだが、この映画のこのポイントはもっと重視しないと駄目じゃないのかな。なんとなく、昔見た「ボーン・コレクター」を思い出した。

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「マーニー」 (Marnie)

★★★★★★★★★ (★は10点満点)

ヒッチコック映画。なんとなく、あまり面白くないようなイメージがあり、今まで見ることがなかった。今回はじめてみたが、期待以上に面白かった。

主演女優のティッピ・ヘドレンは「鳥」の主人公。主演男優は、ショーン・コネリー。ティッペ・ヘドレン演じるマーニーは真面目な事務員を装い、お金の持ち逃げを繰り返す常習犯。早々と、ショーン・コネリー演じるマークにばれてしまう。しかし、マークはマーニーを愛してしまい、結婚してしまう。結婚生活の中で、マーニーの異常な性癖、赤色に対する恐怖、母親との関係などとそれらに対する深層心理が明らかになる。主役の二人の演技と深層心理の描き方がよかったと思う。合格点。

「レント」 (Rent)

★★★★★★ (★は10点満点)

ミュージカル映画。「プロデューサーズ」よりは個人的にはよかったと思う。登場人物が多彩であったことや、ミュージックがよかったことによるものだと思う。

だけど、あまり設定が理解できない。夢を追い求め家賃も払えない若きアーティストたち。日本人ならば、家賃も払えないような夢は追ってはいけないというのが常識だと思わないだろうか。家主が他人であるならば、単なる甘え、というか契約違反で追い出されても当たり前だろう。仕事を選ばなければ普通に生活はできるのだと思う。もし夢を追いたければ、身内にお金を借りて、家賃くらい払えばいい。

まあ、あまりミュージカルは難しいことは考えないほうがよいのだろう。

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