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2006年10月 8日 (日)

「プロデューサーズ」 (The Producers)

★★★★★ (★は10点満点)

トニー賞史上最多部門受賞のブロード・ウェイ・ミュージカルの映画化。しかし、映画としては、「シカゴ」の方がはるかに上だった。

ミュージカルの映画は、話の展開が遅い。ストーリーを楽しむのではなく、歌を楽しむくらいに思うのが丁度よいように思う。「シカゴ」や「サウンド・オブ・ミュージック」の映画との違いは、登場人物(役者)の魅力、歌がなじみのあったことなのかな?と思う。

しかし、生でミュージカルを見ると、すばらしいのだろう。

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「理由なき反抗」 (Rebel without a Cause)

★★★★★★ (★は10点満点)

ジェームズ・ディーン作品のふたつ目として本作をみた。正直言って、「エデンの東」の方が面白かった。テーマが若者の社会への不満・反抗というものだが、これがあまり受け入れられない。昔、マッカーサーが日本人の精神年齢は幼稚だ、というようなことをいったことがあると聞いたことがあるが、この作品や「ウエスト・サイド物語」のように、自分のよくしらない人をナイフで刺そうとしたり、何とかギャング団などといって騒いでいるのを見ると、複雑な気分になる。「ゴッド・ファーザー」のようにマフィアが金と権力を争うのはスケールが大きい話と思うので、また少し違うと思う。

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「エデンの東」 (East of Eden)

★★★★★★★★★ (★は10点満点)

ジェームス・ディーンのコレクションボックスというのを購入した。まずは、本作品をみた。

基本的に、映画は見ていて面白いのが好きで、あまり教訓めいたものや芸術的なものは好きでない。ヒッチコックは、アカデミー賞などをあまり意識せず、見ていて面白い映画を作る職人であったという点で好きな監督だ。スピルバーグも少し芸術的・アカデミーねらいなところはあるかもしれないが、好きな監督だ。

この映画は少し寓話めいたところもあるが全体としては、面白かった。脚本と役者の力量によるものだろう。寓話めいているというのは、ストーリーの根底に、父と子の葛藤、善人の父・兄と悪人の母・弟と中間の兄の恋人との係わり合いがあることによる。また、兄があまりに真面目すぎるため、兄の恋人が自由奔放な弟に心を移していき、それにより兄が弟に嫉妬してしまい、兄弟の仲も引き裂かれてしまう。兄もストーリー前半のいい人ぶりでは弟のやんちゃなところを受け入れる度量の広さがあると思ったが、次第に嫉妬により子供っぽくなってしまう。人間のもつ嫉妬という性から逃れられない様子も描かれている。このように、なんとなく哲学的に奥深いものであり、考えさせられる映画だった。

「鳥」 (The Birds)

★★★★★★★★★ (★は10点満点)

ヒッチコック作品。以前見たことがあったが、鳥の襲撃シーンだけが印象に残っていた。こんなストーリーだったのか、と再確認した。

あまりホラー映画をみていても怖いと思わないが、この映画は見ていて怖いと思った。CGなしでここまでできるのかと驚いた。襲撃シーンでは、1羽の鳥のアップシーンが途中出てきたと思うが、1羽では何もできないかわいいカモメ?なのだが、集団になると怖い。手加減なく突っついてくるし。

満点ではないが、ヒッチコックの最高傑作の一つであることは否定しない。

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